二日目でございます。
昨日、書き忘れたけど、東方明珠塔で同僚の嫁さんがスリに遭いましてね。
カードと現金を盗まれて、しかもすぐにカードが使われて、30万以上の被害を出してしまったんですよ。
そんなこんなで昨日の晩はちょっとてんやわんやな部分がありましたが、とりあえず二日目は蘇州に向かって観光です。
蘇州は運河が街中に張り巡らされていて、「南船北馬」という四字熟語の「南船」の部分を現している街でもあります。
東洋のベニスなんて言い方をガイドの方は言ってましたが、街も運河もかなり汚れてましたね。
運河は生活排水が垂れ流されていて、かなり臭かったし。
しかし、上海の近代都市ぶりから見れば、自分の想像していた中国のイメージにかなり近いものがあり、町並みそのものはかなり興味深く見られました。
そして、1500年の歴史を持つという寒山寺に参りました。
唐の詩人、張継の「楓橋夜泊」に詠まれた寺として有名ですね。
こう言う鄙びた物を見るのは嫌いじゃないんで、興味深く見られました。
仏像は万事において派手でしたね。
日本だと金の仏像は金1色だけど、コッチは更に彩色までしてます。
聴鐘石というお堂には、鐘をかぶった仏像がありました。
この仏様がかぶった鐘を撞くと、長寿の恩恵が得られるそうです。
1回撞けば10年長生き。2回撞けば20年長生き。3回撞けば死ぬまで長生き…って、普通じゃん。
まあ、自然に生きるのが一番良いってことで、3回撞きましたが。
続いて、世界遺産にも登録されている拙政園へ。
昔の金持ちが作った庭園らしいです、ここは。
しかし、それほど凄いってモンでも無かったですね。
まあ、個人的感想ですが。
上海に戻る前にシルクの工場に寄りましたが、当然「買って行ってください」という寄り道ですね。で、布団を買ってしまいました。
安かったですが、荷物になっちゃったのがちょっとマズかったかな。
まあ、これは自分で使います。
アレルギー持ちにシルクは重宝しますからね。
そして上海の夜景を眺め、ちょこっと買い物へ。
ウーロン茶などの中国茶を扱う店に寄ったんですが、ココの買わせ方がずるい。
買い物カゴを案内の女の子が持ってくれたんですが、この子が「コレおすすめ」などと言いながら、ドンドン勝手に商品をカゴに入れようとしちゃうんだよね。
コッチは断るのが苦手だから、商品を棚に戻すのに非常に苦労しましたよ。
それでも、ちょっと買わされ過ぎたって気もしますけどね。
ああ、でも、案内の女の子が、雑技団の傘を回す女の子くらい可愛かったら、ポンポン買っちゃってたかもしれないな〜。
そうならなくて良かった、と言う事で自分を納得させましたが。
そしてホテルに戻ったら、またもや深夜まで飲んでバカ騒ぎ。
ハッキリ言ってロクに寝てないです。
良く体力が続いてるな、と、自分でも呆れますが;;
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